iroyuatのチラシの裏

飽くまでもチラシの裏です

学校教育における、教師達の持つ頑なな固定観念2

またまたこんな話を目にしました。相も変わらずって感じです。

togetter.com

news.livedoor.com

この類の話を聞く度に思い出すのが、楳図かずお先生著の『漂流教室』の某シーンです。

この漫画はある日主人公の小学生、高松 翔が通っている小学校が丸ごと人類が滅んだ後の遥か遠い未来の世界へタイムスリップしてしまい、そこでの翔達の苦闘を描くという物語なのですが、一緒にタイムスリップした大人・教師達の殆どはその世界の学校の周囲で立て続けに起こる怪奇現象を見ているうちに気が変になってしまい、自殺したり他の教師を殺したりする等して皆死んでしまいます。

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そして何故大人たちがそうなってしまったのか、翔がこのように述べます。

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このシーンは、本当に大人、特に教師たちの性質・性格ってものを皮肉ってるなって感じます。少しでも自分達の思考の枠から外れた様な言動を生徒がやるだけで拒絶反応を示し、自分達の固定観念を頑なに押し付ける教師たちが、もし通常では考えられないような怪奇現象の類を目の当りにでもしたら精神崩壊でも起こすんじゃないかという皮肉なんだと思います。

ただ、もう少し補足すると、確かにこんなトンデモ事態に遭遇したら思考の枠や固定観念等が凝り固まってる人でなくても激しく混乱するでしょうし錯乱するのも無理ないと思います。現にこう御高説を宣っている翔や他の子供達だって作中とても平静を保ち続けているとは言い難いです。引用コマの最後でも述べているように彼らは彼らでなんでも信じられる心とやらのせいで同級生を火あぶりにしようとしたり、他にも鳥になろうとして屋上から飛び降りる下級生まで現れ始める始末です。

 ですから、このような展開にしたのは勿論子供達が大人の手を借りずに自分達の力だけで困難を乗り切るという話を描きたかったのと、やはり上述の通り世間の教師たちの性格を楳図先生なりに思い切り皮肉ってやりたかったってのがあるんだと思います。

おまけ

最後に、こちらの風刺画を張って置きます。今の学校教育は木材を皆四角四面の木の人形の様な同じ形に切り揃えてしまっているのと同じだ、という皮肉です。

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9/18 追記

少し画像などを追加しました。

積みゲー消化について

積んだまま放置してたゲームを一気に消化しようとして躓きましたorz 本当は全部消化し終わってから「積みゲーをやっと全部消化し終えた話」としてこの記事を書いてそれから諸々の活動を再開する目論見だったのですが、思っていた以上に消化が困難だった+諸事情によりここで一先ずの区切りをつけてレビュー及び現在の進捗状態、それから今後どうするか書き綴ろうと思います。あと今回から余程長くならない限り原則として記事は折りたたまないことにします。

龍が如く OF THE END

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 龍が如くシリーズの番外編にあたるゾンビゲーで、パッケージを見て「あ、そういえばこれが発売されたの東日本大震災の頃だったな」と思いながらプレイしてました。実は私このシリーズの作品はこれ以外にやったことはないのですが、作中のセリフ等から登場人物らの関係や前作までにどのようなことがあったのかは大体想像がつきます。

感想としては、正直改めて自分はこの手のゲームが苦手だと思い知らされましたね。このゲームはEASY、NORMAL、HARD、EX-HARD、そしてクリア後に追加されるOF THE ENDの五段階の難易度があって、私がやったのはキャプ画面にもある通りNORMALなんですがNORMALでも十分難しいです。このゲームは二回連続でゲームオーバーになると難易度を一時的にEASYにしてコンティニューすることができるんですが、終盤のボスラッシュはもうだるいんでずっと難易度落としてやってましたorz

まず敵の数が多い。尋常じゃなく多い。前の方の敵を対処している内に次々と後ろからもやってくるし、場所によっては敵との距離を十分に取れない場合も少なくないです。特定のオブジェクトを撃つことで敵をまとめて倒すことができるヒートスナイプというシステムがあるものの、これも決めるのが容易ではない。ヒートスナイプができる場所に敵を集めて、且つその時にスナイプゲージを発動可能な状態にしておくのがまず一苦労ですが、何とか発動させてもボタンの入力受付時間がすごく短いので失敗することもザラ。

随所で連れていくことができる仲間もあまり役に立たなかったどころか、時には余計なこともしてくれました。敵の中には変異種という特殊な能力を持っているものもいて、その中のトライバルってのが素早い動きで攻撃してくる強力で厄介なやつなのですが、こいつはこちらから攻撃しなければ襲ってはきません。しかし仲間が勝手にこいつに攻撃してしまうので、戦闘可能な状態の仲間を引き連れてる時にこいつがいる所を通るとまず相手をする羽目になってしまいます。

ただ、デッドラと違って本作の仲間は体力が尽きても戦闘不能になるだけで死亡はせず、アイテムで復活させることもできるので、そこは割と良心的かなとは思いました。(最も復活させたところでまたすぐにやられてしまうので、やはり役に立たせるとしたら囮役ぐらいだと思います)。

あとそれから、このゲームは基本的にムービーが飛ばせないんです。特に第一部のボス、アラハバキ戦前のムービーは長いのでやり直すのがだるい。ただ、個人的にムービで気になったのは中盤頃からゾンビ大量発生の黒幕的な連中が実験体の怪物に主人公を襲わせるシーンが幾つかあるのですが(戦闘中でもそいつらは傍らで戦闘を呑気に見物してたんですが)これゲームのあるあるセオリーならこの連中が逆に怪物に襲われるお決まりのフラグなんじゃないですかね(;^_^(まあ恐らくは実験体の完成度が高かったのでしょう)

尚、サイドストーリーは殆ど手を付けてません。そこまでやる気力が無いので(ぇ

戦場のヴァルキュリア

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ごめんなさい、これ途中で投げました。セガの名作の一つとされているゲームで、やったことのある方ならわかると思いますが、これかなり頭を使います。戦闘パートでは最初に出撃させる隊員のキャラクターを選んで配置し、コマンド毎にキャラクターを一人ずつ動かして攻めていくのですが、隊員のレベルが低いうちは少しでも作戦や運が悪いとたちまち敵に攻め込まれてしまうわ集中砲火を喰らうわで呆気なくやられてしまいます(訓練所でレベルを上げていけばある程度はそういう面もマシにはなるのですが)。本当に作戦の自由度が高すぎてどう立てていけば良いのかサッパリわからないんです。キャラクター一人一人毎に特性とかもあるし。確実に一体ずつ敵を倒してじっくり攻めていく、という戦法をとろうにもターンの経過ごとに後方の敵兵もどんどんこちらへ攻めてくるし、何よりターン制限があるのでそれを過ぎるとたとえ味方全員が無傷でも敗北になります。それで遂に作戦立案に挫折して途中から攻略サイトに頼り切ってやってましたが、私には正直それでやっとゲームとして成り立つ感じでしたね。幸いこのゲームは戦闘パートでもコマンドごとにセーブができるので攻撃等に失敗したらその都度ロードしてやり直せます。しかしそれでも隊員を待機させておく位置が悪かったり(少しでも身動きすると移動に必要なAPを消費してしまうので、位置調整にも神経を使う)、うっかり攻略サイトの記述を見落として進めてたりすると場合によっては大分前からやり直さなくてはならない事態にも陥るため、コマンドを幾つか進める度に適宜セーブデータを分けて作っておかないと詰みます(尤も、最悪ゲームオーバーになっても最初から戦闘をやり直すことはできるのですが)。それから敵戦車を攻撃することができる対戦車兵の攻撃の命中率も頗る悪い。弱点のラジエーターに照準を合わせて狙うも何故か上部に表示される撃破弾数が01になってる時に撃っても外れることが多く、こればっかりは結局当たるまで何度もやり直すしかないです。また戦闘中L1を押すことで表示できる地図もこれまたちっちゃくて見辛い😖正しい位置に移動できてるかどうかは一度行動を終了してコマンドモードに戻って大きな地図を見ないと確認できない…。

 ただ、このゲームの救いな所は、最終的に勝利条件を満たしさえすればその直前がどんなにピンチだろうとどんなに敵兵が残っていようとそこでクリアになり、倒れた味方も3ターン経過していなければ助かります。また、一部の敵の中には戦車相手にしか攻撃しないもの(対戦車砲等)もいて、こいつらは通常の兵隊相手にはどんなに近づこうが攻撃しようが反撃どころか身動きすらしないので戦車をこいつらの近くに持ってくるような作戦をしなければ事実上無視しても問題ないです。また、敵の索敵ラインも基本的にあまりシビアではないので不意打ちも意外と簡単にできます。

と、そんなこんなでここ最近の休日を使ってやっと半分近くまで進められた次第。

今後の予定

と、今まで消化してきた、または積みっぱなしのゲームの感想やら進捗状態やらを一通り書かせていただきましたが、ズバリ当面の間積みゲー消化は再び凍結になると思います。というのも、実のところ他に休日にやろうと思っている事等が諸々ある上に、最近は休日はただ疲れをとるために休むことに専念したくて何か遊ぶ気力すら起こらないことも少なくないからです。こちらの漫画の様に。

正直感じ悪い言い方しちゃうと既に興味が薄れてきてしまったゲームを無理して消化するのに貴重な休日の時間を割くのは割と苦痛にすら感じてしまうんです(いざ実際やり始めてれば楽しめないことはないのですが)。

やはりちゃんと最後までやり遂げられる目処もたってないのにボリュームのあるゲームを妄りに買うべきではないですね。というかゲームに限らず「これまた時間ができた時にいつかやろう、また今度やろう」なんてものはあまり作って溜めるべきではないと思います。また後になったらその時はその時で他に新たな用事やらタスクやらやりたいことやらが出てきてしまい結局その「いつかやろうと思ってたこと」をやるための時間は何時まで経っても待ってもやってこないので、一度やるタイミングを逃してしまうともう永遠に出来なくなるというかどうしようもなくなるというか…。

というわけで次に積みゲー消化の続きができる機会がいつ来るかは分かりませんが(下手すりゃ定年迎えるまでもうやってこないかもしれませんが(大袈裟に思うかもしれませんが割とガチでそんな気すらします))積みゲー消化は一旦諦めて他のことに着手しようと思います。

子供達が持つフリーダム過ぎる思考

大分前にサザエさんでワカメがタラオに折り紙の折り方を教えるために山折りと谷折りの違いを説明していたが、何度説明してもタラオが追った折り紙をひっくり返して「同じです」と繰り返して主張するのでワカメがうんざりして折り紙を教えるのをやめてしまう、というシーンがあったんです。

当時の筆者は「なんか実際幼い子供にものを教えてる時にありそうだな~こういうの、てか案外制作スタッフの実話が元になってたりして」と思いながらそれ観てたんですよね。

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学校教育における、教師達の持つ頑なな固定観念(追記あり)

小中学生の頃、若しくは自分の子供の体験談で、テストや感想文等で回答を書いたはいいが、納得のいかない理由で減点されたり書き直しを言い渡されたりした。その回答の中にはむしろその教師が模範解答としていることよりもより高度な回答とされるべきものもあるのに、やれ「習ったことだけを書け」だのなんだのと言われて問答無用で認めてもらえなかったという類の話をたまに耳にします。

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独り言2

 これも私の視野が狭いからそう感じるだけなのかもしれませんが、個人的に「何でこんなものを嗜みたがる、こんなことをやりたがるのかはわからないけど、それをわざわざ禁止とか規制を進めたがるのはもっとわからない」って感じるものが多いんですよ。

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