iroyuatのチラシの裏

飽くまでもチラシの裏です

何故かネットで嫌われる・叩かれる傾向にある音楽や歌手

EXILE

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zooのChoo Choo TRAINのカバーのダンスで有名で、多くの女性ファンの心を掴み、昨年を覗いて9年連続、合計11回紅白にも出場しているほどメジャーな音楽グループですが、如何せんネットでは度々敬遠されてる音楽グループの代名詞のような扱いをされています。

最近HiGH & LOWというドラマに出演したことで少し話題になったようですが、EXILEを敬遠している人も一度観てみるといいという旨のこちらのまとめ

togetter.com

で彼等が嫌いだという人たちの発言を拝見したところ、結局のところ彼らのヤンキーっぽいフランクな感じの風貌・スタイルが、オタク層の人口が多いとされるネット界隈では受け入れがたく苦手に感じる人が多い、というのが実情のようです。

FUNKY MONKEY BABYS

 オモコロを中心に活動しているギャグマンガ家、藤岡拓太郎氏が描いた2コマ漫画でこんなのがあるのですが、

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このクソ若い歌手というのは恐らくは2013年に解散したFUNKY MONKEY BABYS(以下、ファンモン)のリーダーを担当していた、昨年不倫騒動が報道されたファンキー加藤氏のことで「電車の中で疲れた顔してるサラリーマンを歌詞にしてる」曲っていのは彼らの代表曲の一つ、「ヒーロー」のことだと思われます。

未だ人生の初心者とも言える若造に、色々と苦労してる中年サラリーマンのことをよく理解している、だから応援しているみたいに言われるのがなんとなく上から目線に感じて快く思わないという事なのでしょうか?

こちらに批判記事へのリンクを貼らせていただきます。

d.hatena.ne.jp

また、実はファンモンは元々メンバー同士の仲もあまりよくなくて、メンバー間でいじめがあったという話もあるみたいです。

biz-journal.jp

entert.jyuusya-yoshiko.com

ただ、こちらのAPバンクフェスの時の様子では加藤氏はケミカル氏を気遣う旨のMCをしており、こちらを見る限りではとても不仲そうには見えませんが…結局のところどうだったのかはよくわからないです。

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トイレの神様植村花菜

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7年前に植村花菜氏によって発表され、紅白でも歌われたヒット曲で、youtubeの説明欄では

「発売2ヶ月前にラジオでオンエアされ、その直後からリクエストや問合せが殺到!
祖母の言葉や思い出、自身の半生が表現された"号泣必須""10年に一度の名曲"と騒がれた楽曲は、
有線問い合わせチャートでも第1位を獲得! 現在各方面で話題沸騰中の1曲!」

とまで絶賛されているようですが、この曲もネットでは酷評する声が少なくないです

ここでアマゾンのレビューを一つこちらへ引用させていただきます。

お婆ちゃんに対する感謝を歌った歌詞なのでしょうが、
どうしても許せない歌詞がありうけつけられないです。

【理由】
1)主人公たる女の子が、お婆ちゃんとの「話」を歌詞に用いたにもにもかかわらず、
自分の行為を悔いるのではなく、
「どうしてだろう?人は人を傷つけ、大切な物を無くして行く」といきなり客観的(自分以外の人もみんな人を傷つけているんだよみたいな)詩が入り、
「あなたが人(お婆ちゃん)を傷つけ、あなた自身の責任で大切な物を無くしたんでしょ!!なぜ他の人を巻き込む!?」となってしまいました。
あの歌詞が
「どうしてだろう?私は、あんなに大切にしてくれたお婆ちゃんを傷付けしてしまったんだろう」という歌詞であるならば、
読み手(聞き手)の僕らは、
「自分も過去にあんな事をしてしまった後悔がある」と人それぞれの後悔を共感できたであろう!

2)トイレ掃除をするとベッピン(顔が綺麗)になるから、掃除をしているだけですね!このお婆ちゃんは孫が苦手なトイレ掃除を克服するため、「知恵」を出して克服させてあげた賢くやさしい婆ちゃんなのに、この孫は本当にアホですね。

3)家を出て、お婆ちゃんに寂しい思いもさせて、死に際まで会いにもいかず、「待っててくれたんだね〜」ってどんだけご都合解釈だよ!!
たまたま間に合っただけなのに…本当はお婆ちゃんは待っていてくれたんだと思いますが、
彼女がこの歌詞の中で行ってきた行動(人生)は、「待っててくれたんだね〜」と言っても聞き手たる僕らには「はっ」なに言ってんの今まで散々ほったらかして…となります。

大変もったいない歌です。
結局彼女は「心」まで成長したのか判らないし、気立てのいいお嫁さんになりたいから、掃除をする…
気立てのいいお嫁さんとは「心」と「行い」が綺麗な人の事で、掃除が出来るというのではないのです。
やはりアホですね

う~ん(-ω-;)確かに1は私個人も聞いてて気になったところだったんですが、2,3みたいなこと言い出してたら大抵の歌の歌詞なんて身も蓋もなくなるのでは…?という感じがします。

ただ、確かにずっと放置していた挙句最後まできちんと仲直りができなかった祖母に対し「待っててくれた」「ありがとう」ってのはちょっと違うんじゃないの?とは思いますし、この祖母は祖母で上手いこと孫を言いくるめてトイレ掃除という雑用に良いように使ってただけだったのかもしれませんが…。

また、この歌を批判する以下のコピペがあるのですが

1.家族ぐるみで実家の隣の離れに祖母を隔離していた。
2.子供のころから遊ぶことと、他人から褒められる事だけは好きだった
3.子供のころから汚いものが嫌い=トイレ掃除も嫌いである。
4.呆れる祖母が「トイレ掃除すれば美人になれるかもね」と言われ、信じ込み利益があると判ると、嫌いだったトイレ掃除にも手を出す
5.祖母の買い物には一人ついていき、決まっておねだりをした
6.祖母が軽い失敗しただけで大げさに責める
7.軽く知恵がつき始めたころから祖母とは絶縁状態
8.学生時代は当然のように彼氏とお泊りデートでプチ家出
9.大学入学・就職で田舎とおさらば。あこがれの東京へ。
10.成人して物心ついたころに何年も音沙汰なしでいた家族から祖母の病気(危篤寸前)を聞き世間体もあるので一時帰郷&見舞い
11.何年も連絡しなかった祖母との再会時に、過去の言動も考えずフランクに接する。
12.危篤寸前にも関わらず祖母から面会を拒絶される
13.邪険な扱いを受けたのに「死なずにワタシの帰りを待ってくれていた祖母に感謝」とか思い込んじゃう。
14.最後まで祖母に対する謝罪はなし。
15.それでも感謝くらいはしてると思わせるが、実際に考えてるのは「美人になれるかな?」と「嫁に行けるかな?」だけ

このコピペはコピペで非常に悪意ある曲解で歌詞と氏に対する悪意で満ちていると感じますよ。だって後半部分はともかく前半は氏が子供の頃のことじゃないですか。じゃあこのコピペ書いた人は今までの人生で一度も親などにおねだりをしたり人の失敗を過剰に責め立てたりしたことは無いんでしょうか?フランクに接したのももう一度昔のような雰囲気で対話がしたかったという感情があったのかもしれませんし。

結局、ものは言いようってやつで歌の歌詞に限らず作品・コンテンツなんてものは悪く解釈しようと思えばいくらでも曲解の余地なんてものはあるのではないでしょうか?

SEKAI NO OWARI

映画クレヨンしんちゃんの主題歌「RPG」や、彼らの代表曲ドラゲナイこと「Dragon Night」でも有名なバンドで、上述のEXILE同様何度も紅白に出場しています。最近はアニメ映画「メアリと魔女の花」の主題歌でもまた話題になっているようです。

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が、数か月ほど前に一風変わった作曲で有名なシンガーソングライター、岡崎体育氏が「感情のピクセル」という楽曲でSEKAI NO OWARI(以下、セカオワ)やSWANKY DANKを揶揄しているととれるMVを公開したとして物議を醸しました(MVの途中(1分53秒当たり)で上述のセカオワの代表曲、Dragon Nightのパロディと思われる演出が入ります)。

こちらの件についての検証記事と

shinjihyogo.hateblo.jp

そもそもなぜセカオワが嫌われているのかという検証記事をこちらへそれぞれ貼らせていただきます。

「SEKAI NO OWARI」が嫌われる理由はメンバーになかった話。 - culture time

 なぜこれらの歌手・音楽がネットで叩かれるのか

はそれぞれの項目で一応書かせていただきましたが、共通しているのは何れも世間一般的に評価されている・流行っているとされている(とネット住民に思われている)というもので、どうもこれらの音楽が世間に受けているのが気に入らない、という雰囲気が叩いているネット住民達から感じられます。

以下から書くことは飽くまで私個人の憶測なのですが、まずこんな自分たちが気に入らない音楽が世間で持て囃されているのが気に入らない、というある種の嫌儲意識が彼らにあるのと、それからこれらの音楽を叩いている人達が逆に何を聴いているのか、またどんなコンテンツを楽しんでいるのかは知りませんが、恐らくは『流行に流されて、或いはメディアの「これが今人気!トレンド!」とかいう宣伝に騙されてこんな音楽で満足をしている連中は損をしている。だけどそんな馬鹿な奴らと違ってこれらの音楽が本当は安っぽいものであると知っている(と自分達は思っている)俺らは本物の音楽や本当に素晴らしいコンテンツってものを知ってるぜ!』という優越感の様なものに浸りたいのではないでしょうか?

…まあ別にいいんですけどね。優越感に浸るために音楽を聴く・コンテンツを楽しむというのもそれも一つの楽しみ方ではあるかもとは思います

ただ、ただですよ。これだけは言わせてほしいのですが、これらの音楽を叩いている人達が聴いている音楽や楽しんでいるコンテンツも、もしかしたら実のところ内容的にはそれらとあまり変わらないものもあるのでは?という感じもするんです。

というのも、上述のトイレの神様ニコニコ大百科の記事の掲示板にこのような書き込みがあって私個人もそんな気がするからです。

 この作品の初出が歌じゃなくてアニメだかゲームだかで可愛い女の子の絵だったら
「泣けるお・・・」とか「作!」とか、美少女アニメゲーム好きな層は言ってた。間違いなく言ってた。もちろん例外もいるだろうが
逆に今支持してる層は見向きもしなかっただろうな、アニメゲームってだけで、これももちろん例外はいるだろうが
二次三次、媒体の違いによって条件で評価が変わる層、人ってのは結構いる