iroyuatのチラシの裏

飽くまでもチラシの裏です

後輩の皆様へ ~院進学&就活失敗組からアドバイス~

3月に入り19年卒の方々の就活が始まりました。

これから次の学年に進む方々にも就活に臨む方々にも、また院に進学するという方々にも、私と同じ過ちを犯さぬよう伝えておきたいことがあります。

先輩からの一意見として頭の片隅にでも留めておいてください。

そもそも自分が進もうとしている道が向いているか

まず、今そこそこ勉学を頑張っているのに芳しい成績が取れず、留年してしまっている、もしくは留年を回避できる最低限の成績しか取れていないという人は、残念ながら今一度自分の進路を見直したほうがいいかもしれません。学校でやるレベルのことも十分に理解できないでいる様では社会に出てから猶更苦労すると思います。

人間誰にも向き不向きはあります。情報系の大学を出たけど大学で習ったことと全く関係ない仕事に就いたという人も珍しくありませんので、もし「結構勉強頑張ってるのにあまりいい成績が取れないのでひょっとしたら自分この道向いてないかもしれない」或いは「本当の自分の進みたい道はここじゃないかもしれない」と思ったら進路変更の調整が効く余裕があるうちに進路相談室や自分の家族等と相談したほうがいいかもしれません。

ただし、成績を犠牲にする代わりに就活で強みになれるようなものを確実に得ているのであれば全く以って話は別で、むしろ後述するように就活では授業の成績よりも学生時代のうちに成し遂げた大きな実績が重要視されます。

院進学か就活か迷ってる人へ

迷っているんだったら学部で就活してください。いきなり結論から書いちゃいましたが少なくともなんとなく「周りに院に行ってる人が多いから」とか「もうちょっと学生生活続けたいから」とかそんな理由で進学するのはやめてください。進学後の具体的なビジョンも固めてないまま院へ進んだら必ず後悔します。

また、進学後は最初の一年目はまず必要単位全部取ることと研究をある程度まで進めることにほぼ専念してください。一単位でも取り逃がすと授業と会社の説明会等の日程が被って面倒なことになります。また、院生の場合面接でほぼ必ず修論研究の内容について聞かれるので、研究が進んでいない状態で就活が始まってしまうと修論を進めることができず就活で修論について話すこともできず、詰むことになります。

夏季休暇期間中にインターンに行く人も多いようですが、「本当は夏季期間中はこれをやっていたいのに…なんでインターンなんかに行かなきゃいけないんだ」と思うものがあったら行かないほうがいいと思います。そんな心境で臨んでもあんまり身にならないでしょうし何よりインターン先の企業にも迷惑です。

というかもっと言うと修士一年目の間はあんまりそういうもの持たないほうがいいです。他にやりたい事があるなら院生活が始まる前に済ませておくか、必要単位全部取って修論研究もある程度進んで目途が立って、且つ内定も頂いて院生活にある程度の余裕ができてからにした方が良いでしょう。

学部生のうちに就活で言える実績を!

大学四年間というのは本当にあっという間です。就活が始まる前に自分の強みになれるような実績を必ず一つは作ってください。ESに書けること・面接で話せることがないと本当に苦労します。できれば一つと言わず二つ、三つと作っていければより望ましいのですが、しかし四年間という時間でできることは限られています。あんまりあれもこれもやろうと欲張って手を出しすぎると何もかも中途半端な結果しか残せないことになりかねません。色々なことに挑戦しようとするハングリー精神を持つことは大事ですが、「過ぎたるは猶及ばざるが如し」「二兎を追う者は一兎をも得ず」です。挑戦するからにはちゃんと結果を残せそうかどうか自分のリソースとよく相談してください。

就活支援室などはガンガン利用すべし!

つい自分の周りに高スペックな人がいて大手企業から内定を貰った人が多いと「なんだか他の人はあんまり就活支援室などに頼らないで内定貰ってるっぽいのに自分だけ使うのが恥ずかしい」と思ってしまうかもしれませんがそれは大きな誤解で、まず大手から内定を貰っている人達だってちゃんと支援室等は活用しているし、仮に本当にそういう人がいたとしても他人は他人、自分は自分と割り切って、就活に少しでも不安を感じたら遠慮せずに利用して利用して利用しまくってください。特にESの添削や面接の練習は一人ではできませんので他者からの助けが必要です。

いろんな先輩からの意見を聞くように!

ここまで書いてきたことは私個人が私一人の経験に基づいて「自分と同じ失敗をしない為に後輩にはこうして欲しい」と思ったことです。これを守りさえすれば就活が必ず成功するとは限りませんし、そもそも就活や学生生活に明確な正解というものはありません。是非私からだけでなく多くの先輩から多角的に意見を聞き入れるようにしてください。後輩の皆様の健闘を祈ります!