iroyuatのチラシの裏

飽くまでもチラシの裏です

仮面浪人をしていた話

センター試験から一か月近く経ち、国立大学の入学試験試験日まで2週間を切り、受験シーズンの真っただ中ですが、実は私学部一年生の時仮面浪人をしていました。

 

最初の大学受験では別の国立大学を目指していたのですが、センター試験の結果を鑑みるにこの実力では厳しそうだと判断し、代わりに電通大を受けて入りました。

しかし、やはりそこへの想いを捨てきることができなかったのと、最初の受験で自分の全てを出し切ってないのに不完全燃焼のまま受験が終わってしまうことに対する納得のいかなさで電通大に通ったまま仮面浪人を決意しました。

しかし、実際初めて見ると実験レポートなどの必修科目の課題や試験に追われる日々で受験勉強との両立が難しく、何より電通大にいる内に段々と愛着が湧いてきてしまい、結局二回目の受験でも自分の全てを注ぎ込む事はできず、仮面浪人は失敗に終わりました。

 

仮面浪人を成功させた方々の話を聞いて見てみると在籍してた大学が嫌だったという声が多く、そういう嫌なところから抜け出したいといった目的意識が薄いと中々気力もわいてこないのだと思います。ですから今いる大学もそこまで悪くないかも…と思い始めたらその時点で仮面浪人はやめたほうがいいかもしれません。

ただ、私の場合結果自体は失敗に終わっても色々と得られた経験や教訓もあったので、仮面浪人をやったことが失敗だったとは一概には言えないかなとも思っています。

 

また、宅浪はしなくて正解でした。もし二度目の受験でも受けたところ全滅したら二浪確定ですし、結局また電通大受けることになったらそれじゃ宅浪した意味はなく最初から蹴らなきゃよかった、ということになってしまいますし、何より他の同期が既に大学に通っている中予備校に通いつつ自宅で勉強するというのは大分精神的に辛かったと思います。

もし受かった大学はあったが第一志望は受からなかったので浪人を考えているという方は、そこを蹴って宅浪するか、入って仮面浪人をするか、またそこは自分にとって在籍し続けるのが嫌な大学か、或いは第一志望が浪人してでも入りたい程の所か、今一度冷静になって考え直すことを強く推奨したいです。